寒さが日に日に厳しくなる冬は、全身のめぐりが悪くなり、体が縮こまり気分もダウンしやすい季節です。
薬膳では冬は「腎」を補う食材を積極的にとることを目指します。
この「腎」は「生命力の貯蔵庫」とも言われ髪や腰、老化に関係しています。
ここが弱ると疲れやすい、気力がわかない、白髪が増える、肩凝り、腰痛
などの症状が現れやすくなります。逆を言えば冬の間にこの「腎」をしっかりケアする
ことでアンチエイジング対策にもなります。
☆薬膳のポイントは体を温めて、代謝を促進してくれる食材になります。
体を温める…鶏肉、エビ、ネギ、玉ネギ、かぼちゃ、生姜、ニラなど
血の巡りを良くする…黒ごま、昆布類、黒豆など黒い食材
簡単レシピ
☆骨付き鶏肉で水炊き
<材料>
骨付き鶏肉、白菜、ねぎ、豆腐、しめじ、えのきだけ、生姜、昆布など
<作り方>
① 骨付き肉を水で洗い、熱湯をかけて臭みをとります。
② 水に昆布と生姜ひとかけら、ねぎの青い部分を入れて火にかけます。
③ 沸騰してきたら骨付き肉を入れて20分くらい煮込む。
④ 肉に火が通ったら、白菜、豆腐、しめじ、えのきだけ等 好きな食材を入れて
ポン酢で召し上がれ!
いつもの水炊きを骨付き肉にするだけで、コラーゲンも豊富でお肌ピカピカに
なります。
また、えのきだけは脂肪燃焼効果が高いので、たくさん食べて脂肪を燃やしましょう!