判明した「りんごポリフェノールの肌への機能性」
りんごポリフェノールの「静菌効果」と「美白作用」とは
静菌効果とは,細菌などの生育をおさえこむ働きのことです。
試験用のりんごポリフェノールを加えた溶液に,ブドウ球菌や
大腸菌などを植え付けても、一定濃度以上になると菌は生育
できなくなることがわかりました。
これを静菌作用といい、殺菌ではなく,菌を増殖させないという
ことです。
アトピー性皮膚炎の患部皮膚の表面には黄色ブドウ球菌や大腸菌
が共存している場合があります。
りんごポリフェノールが菌の増殖を抑制することで,皮膚表面の
細菌のバランスを正常に保つ働きをしてくれます。
また,化粧品にとっては,細菌の繁殖を抑える添加剤を必要としない
ことから,人によってはアレルギーの原因や肌の過敏な人にとっては
痛し痒しとなる添加物を排除した、無添加の自然派化粧品の開発が
可能になります。